ベランダの床(防水)は定期的な塗り替えで長持ちします(茨木市の現場にて)
こんにちは。
本日の投稿はベランダの床(防水)についてです。
コンクリート素地のまま、防水処理されていない場合もありますが、ほとんどの場合、雨水が内部に侵入しないよう防水処理されています。
ベランダは雨水が溜まりやすいので、メンテナンスしないと雨漏りに繋がりやすい箇所です。
「ベランダ」や「バルコニー」といった言い方をしますが、少し違った意味合いがあります。
ベランダ→屋根が付いている
バルコニー→屋根が付いていない
屋根がついているかついていないかで呼び方が変わります。
今回の投稿では「ベランダ」で統一させていただきます。
ベランダの防水層は、トップコート(防水層を守る表面の保護層)を定期的に塗り替える事で長持ちし、雨漏りからお家を守ります。
トップコートの塗り替えを行わないと、雨水が侵入し防水層が傷んでしまい、防水層からやり直す事になります。その場合費用は高くなってしまいますが、トップコートの塗り替えだけだと安価で施工する事がでします。
〜研磨〜
電動工具を使い、表面を目荒らしする事で塗料の密着を高めます。
〜アセトン拭き〜
アセトンで油分を拭き取ります。
〜プライマー塗布〜
トップコートの密着を高めるためのプライマーを塗布します。
〜トップコート1回目塗布〜
刷毛とローラーを使い細部まで塗ります。
〜トップコート2回目塗布〜
同じ塗料で2回目を塗布します。
2回塗る!これがとても大切です。
1回塗りでも綺麗になりますが、しっかりと2回なる事で、より長持ちします。
〜完了〜
雨が降った後に写真を撮りましたが水を弾いているのがよく分かります。
これで防水層を雨水からしっかりと守ってくれます。
防水層が傷んでしまう前に、トップコートの塗り替えをおすすめいたします。
本日もありがとうございました。